ミルクトレール

杭施工の効率化と品質向上を支えるミルクトレール。

ミルクトレールは、既製杭をセメントミルク工法で打設する際に杭頭内部へ取り付けて使用する専用資材です。
施工後にミルクトレールを引き抜くことで、その体積分の空間を杭内部に確保することができます。シンプルな構造で取り付けが容易なため、施工性の向上と作業効率の改善に貢献します。

タイヨーの主力製品として、長年にわたり多くの杭工事現場で採用されている製品です。

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Key Features ミルクトレールの特徴

  • ミルクトレールの特徴

    引き抜くだけで、
    杭内部に必要な空間を確保。

    ミルクトレールを杭頭内部に設置して施工を行い、施工後に引き抜くことで、その体積分の空間を杭内部に確保することができます。杭施工における作業性の向上に役立つ機能を備えています。

  • ミルクトレールの特徴

    シンプルな構造で、
    スムーズな施工を実現。

    ミルクトレールはシンプルな構造のため、杭頭内部への取り付けも容易です。特別な作業を必要とせず、現場での施工をスムーズに進めることができ、作業効率の向上に貢献します。

  • ミルクトレールの特徴

    多くの現場で
    採用されている信頼の製品。

    ミルクトレールはタイヨーの主力製品として、長年にわたり多くの杭工事現場で採用されています。
    豊富な施工実績により、安定した品質と信頼性で現場を支えています。

How to use 使用方法

  • Step01

    ミルクトレールの取り付け

    ミルクトレールの取り付け

    既製杭の杭頭内部にミルクトレールを設置します。
    所定の位置に正しく取り付けることで、後工程の施工をスムーズに進めることができます。

  • Step02

    カンザシ筋の溶接固定

    カンザシ筋の溶接固定

    カンザシ筋を溶接し、ミルクトレールを杭内部に固定します。
    施工中にずれないよう、確実に固定します。

  • Step03

    杭打設

    杭打設

    セメントミルク工法により既製杭の打設を行います。
    ミルクトレールを設置した状態で杭施工を進めます。

  • Step04

    杭頭部の掘削

    杭頭部の掘削

    杭施工後、杭頭部周辺を掘削しミルクトレールを露出させます。引き抜き作業ができる状態まで杭頭部を整えます。

  • Step05

    ミルクトレールの引き抜き

    ミルクトレールの引き抜き

    ワイヤーなどを取り付け、ミルクトレールを引き抜きます。
    引き抜き作業により杭内部に空間を確保します。

  • Step06

    杭内部空間の確保

    杭内部空間の確保

    ミルクトレールを引き抜くことで、その体積分の空間が杭内部に確保されます。これにより杭施工に必要な内部空間を確保することができます。

Specification 製品仕様

製品仕様
  • ※ミルクトレールはエアバッグが凹みセメントミルクの圧力を吸収して抜き取る商品です。外形寸法(B)は製品の仕上がり寸法で抜き取った後の空間を保証する寸法ではございません。
  • ※ボイドの下端から70〜80mm上で縁を切るためボイドの長さ(L)は必要掘削長+100mmで製作しております。
  • ※製品改良の為、仕様を予告なく変更することがあります。

ミルクトレール寸法表

杭径(φ) 杭の内径
(図面寸法)
杭の
内径実寸法
ミルクトレールの
商品外径寸法A
使用ボイド
(φ)
使用ボイド
外寸法B
差A-B
300 180 160 140~145 125 132 8
350 230 210 190~200 175 183 7
400 270 250 220~230 200 209 11
450 310 290 260~270 200 209 51
500 340 320 300~310 250 260 40
600 420 400 380~390 330 342 38
700 500 480 460~470 400 413 47
800 580 560 540~550 450 465 75
900 660 640 620~630 550 566 54
1000 740 720 700~710 600 616 84
1100 820 800 780~790 700 719 61

受注生産品

製品番号 標準パイル外径 標準パイル内径 A B 1.5Dタイプ(L)
MT-300 300φ 160~180 125 140~145 550
MT-350 350φ 210~230 175 190~200 650
MT-400 400φ 250~270 200 220~230 700
MT-450 450φ 290~310 200 260~270 800
MT-500 500φ 320~340 250 300~310 850
MT-600 600φ 400~420 330 380~390 1000
MT-700 700φ 480~500 400 460~470 1150
MT-800 800φ 560~580 450 540~550 1300
MT-900 900φ 640~660 500 620~630 1450
MT-1000 1000φ 720~740 600 700~710 1600

Precautions 使用上の注意

ミルクトレールは既製杭をセメントミルク回転埋設工法で打設する際に、杭頭内部に取り付けておき、打設後に堀りながらミルクトレールを引き上げて抜き取り、空間を確保して斫作業の手間を軽減する商品です。
現場作業を安全に遂行し、ミルクトレールの効果を充分に発揮するために下記の内容をご理解の上、ご使用いただきますようお願いいたします。

状況 対策と注意点
セメントミルクが吹き抜ける杭内部にミルクトレールを取り付けるので、杭が高止まりをしたり、セメントミルクの拭き上げる圧力によりミルクトレールが外れて浮き上がったり、潰れたりする。

①ミルクトレールのカンザシ筋は杭の端板にしっかりと溶接して下さい。

②杭を沈設する時は出来るだけゆっくりと降ろして下さい。

③杭長が12m以下の短い場合・ヤットコが4m以上と深い場合・セメントミルクの濃度が濃い場合等、ミルクトレールに掛る圧力が大きい場合はミルクトレールと杭内面との隙間により、ミルクトレールが浮き上がったり縦方向に潰れたりします。ミルクトレールが中間部分で横方向に潰れて凹むとその部分がアンカーとなる為、いくら引張っても抜けません。斫作業で取り除いて下さい。

ミルクトレールの引き抜く金具がなくなっている。 ④ユンボで掘る時に杭端板に溶接したミルクトレールの金具を破損しない様に注意して下さい。この金具を破損すると引き抜けなくなるので斫作業が必要になります。
ミルクトレールを引張ったら金具が破損した。又は引張っても抜けない。

⑤ミルクトレールは杭周固定液(設計強度0.5~1N)を引きちぎる様に作られていますが、根固液(20~25N)は引きちぎる事は出来ませんので杭周固定液と根固液が出来るだけ混ざらない様に注意して下さい。
ミルクトレールを引き上げるのに必要な力は
φ300~600で3tonぐらい
φ700~800で5tonぐらい
φ900~1000で7tonぐらいが必要な場合がありますので、それに応じた重機が必要ですが、それ以上の力で引張っても抜けない場合もありますので安全に充分配慮して作業をお願いいたします。

⑥金具が4ヶ所の場合は引張る時に4ヶ所全部の金具に6分のシャックルを通して4分

以上のワイヤーで真上に引張って下さい。

⑦ねじれたワイヤーを使用すると、そのねじれが戻る力が回転力としてミルクトレールの引張金具のフラットバーに掛かり、フラットバーの溶接が外れますので、ねじれの無

いワイヤーを使用して下さい。

⑧ミルクトレールを杭に取付ける前に商品の芯になっているスリーブボイド管を水で濡らす・凹ます・外に巻いてあるブルーシートを破る等、無い様注意して下さい。又、杭に取付ける時に杭内のノロ等により入らない場合は無理に押し込まない様にして下さい。

⑨ミルクトレールを引き上げる時は、下面の縁切りが終わるまでは出来るだけゆっくり真上へ引き上げて下さい。

ミルクトレールを抜き取ったが、杭の中にセメントミルクのノロが付着していて、それが硬くてとれない。杭頭補強筋が入らない。

⑩ミルクトレールは杭の中へ挿入する為、抜いた後に杭の内側にはセメントミルクが必ず残ります。セメントミルクの強度は乾くと増しますのでミルクトレールを抜いたら速やかに取り除く事をお薦めします。

⑪ミルクトレールの外側に巻いてあるエアバッグがセメントミルクの圧力や膨張を吸収して変形する為に抜ける様に作られた製品ですので、外側寸法は抜いた後の空間寸法を保障するものではありません。

⑫ミルクトレールを抜き取った後に使用する杭頭補強筋のフープリング筋の外径は杭内面との鉄筋のかぶり寸法を充分に確保する為にも、出来るだけ小さくして下さい。

Estimate Checklist 御見積書チェックシート

ミルクトレールは通常肉厚のPHC杭等の中に挿入して取り付けて、回転埋設セメントミルク工法で杭を打設した後で重機などで引き抜き、杭の内部に空間を確保する商品です。
御見積の際は、下記の項目をご確認の上、当社お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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